左子ちゃんの根治手術 プロローグ3 〜やるしかない〜
遂に出産!!
といっても、緊急帝王切開で予定よりもかなり早めの出産となってしまいました。
生まれてからの心エコーでやっぱり
左子ちゃんの心臓には穴が空いていました。
間違いだったらいいな、それか奇跡が起きて穴が塞がってたらいいなという淡い期待は無駄に終わりました。
自分でも嫌になりましたが、左子ちゃんが生まれてからのエコーは、それまで毎日胎児エコーをしてもらって見慣れていたせいで、M先生の診察結果を聞く前に自分で心臓の血流が心室で混ざっていることがわかってしまいました。(無駄にエコー診る力がついてしまった)
心室中隔欠損症は、穴が小さければ手術はせず経過観察をしたり、1〜2歳のうちに自然と穴が塞がることもあるそうなのですが、左子ちゃんの場合、穴の大きさはなんと9mm!!
ただでさえ小さく産まれた心臓の9mmはかなり大きい!!胎児エコー疾患が判明できたのも納得の大きさです。
小さく生まれすぎたので、生まれてからすぐ穴を塞ぐ手術ができず、左子ちゃんの場合2段階に分けて手術を行う方針となりました。
また、左子ちゃんは小さく産まれて肺の機能が未熟だったせいもあり、肺の負担を減らすべく、まずは肺動脈を狭めるバンディング手術を生後半年くらいの時に受けました。
バンディング手術からおよそ1年。。
穴を塞ぐには人工心肺装置を使うので、脳出血などのリスクを減らすため、体重が5〜6キロになるのを目指して日々過ごしていました。
しかし、秋から冬にかけての風邪入院が体重の増加を妨げていました。
5〜6キロも最低ラインみたいなもので、循環器のM先生からは10キロ目指しましょう!!と言われていました。。無理だった。。(正直、左子ちゃんが10キロになるのはもう一年はかかりそう)
ようやく、ようやくここまで辿り着きました。。。。泣
つづきます。
(プロローグが終わらないっっ!!焦)